会長からのご挨拶





会長 倉片 優(クリニカ市ヶ谷)

第十八代 会長 倉片 優(クリニカ市ヶ谷)

 この度、日本臨床形成美容外科医会 会長を拝命いたしました、クリニカ市ヶ谷の倉片 優です。どうぞよろしくお願いいたします。

このような歴史ある会の会長にご推挙いただき、会員の皆様に心より御礼申し上げます。また、これまで会長を務めていただいた土井秀明先生、お疲れさまでした。これからは土井前会長の意志を継承しつつ、臨形の発展に尽くしていく所存でございます。

 思い起こせば20年前、東京警察病院を退職しクリニカ市ヶ谷の院長になると同時に臨形に入会させていただきました。初めて出席した懇親会の席で、古川先生と鶴切先生が近寄ってきました。何事かと思ったら、「ようこそ、臨形へ。それじゃあ、これから事務局をお願いね!」。古川先生は、警察病院の大先輩、鶴切先生はその大親友、断れるはずもありません、、、余談ですが、お二人はいつもご一緒で仲が良く、会員の先生方から二人合わせて“ふるきり”と呼ばれていました(笑)。それから20年間、鶴切先生に代わり臨形の事務局をやらせていただき、会の運営というものを勉強させていただきました。本当に貴重な20年でした。

 臨形は代々、日本美容外科学会(JSAPS)の理事や会長を輩出し、中心的役割をなしております。その例に漏れず、私も今年の日本美容外科学会総会の会長を務めさせていただきます。会期は9月19日(木)20日(金)の2日間、東京の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催いたします。テーマは「形ではなく姿をつくる」といたしました。ひな人形屋の息子として生まれた私にとって、ひな人形作りも美容外科手術も同じようなものだと考えています。ひな人形は単に形をつくるのではなく、魂を込めて姿をつくる。美容外科も一人一人の患者に真摯に向き合い、姿をつくることが大事だと思っています。プログラムは海外招待講演、シンポジウム、パネルディスカッション、特別企画、教育講演などを予定しており、多くの臨形会員の先生方にご協力をいただくこととなっております。

最後になりましたが、副会長に新城 憲先生、事務局に林 寛子先生という体制で運営してまいりますので、引き続き会員皆さまのご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

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